結論から言えば通信制高校を卒業して警察官になれます。
警察官は高卒者の募集もある
警察官は地方公務員で高卒者の募集もあります。通信制高校であろうと全日制でも定時制でも高等学校を卒業すれば基本的に受験資格はあります。
ただし、高校を卒業しても受験資格に示された年齢制限や、以下のような公務員採用の規定かかってしまう場合は受けられませんので注意。
- 日本国籍を有しない
- 地方公務員法第16条の規定に該当する人
- 成年被後見人又は被保佐人(準禁治産者を含む。)
- 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの人
- 当該地方公共団体職員として懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない人
- 日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した人
どうやって通信制高校から警察官になるか
簡単に言うと採用試験を受けて合格すれば、晴れて警察官になれます。
たぶん、みなさんが一番心配なのは通信制高校では、誰も勉強の仕方を教えてくれないなど想像するのかもしれません。
考えてみてください。全日制高校ならどこでも必ず、公務員養成コースがあるのでしょうか?
どこにでも必ずあるわけがなく、スタートラインはみんな一緒です。
公務員受験専門の予備校や通信教育もあります。使うのもいいでしょう。
自学自習でも採用されないわけではありませんし、実際に採用されている人も少なくはないはずです。
現在、通信制高校にいるか、これから通信制高校に入ることを考えている皆さんはちょっと考えてみてください。
全日制高校と通信制高校の生徒、どちらが自由に使える時間が多いでしょう?
基本的に通信制高校の生徒の生徒のほうが自由な時間は多いはずです。スタートラインは同じで自由な時間が長ければ、参考書や問題集を使って試験対策をする時間は長くとれるわけですから通信制高校の生徒のほうが有利といえます。
残念ながら、私の経験では警察官になった生徒はいませんが、自衛隊や消防隊は過去に何人かいました。
翔洋学園高等学校さんは卒業生の進路を見ると、警察官の方がいます。
公務員採用試験において卒業した学校が通信制か全日制か、そんなことが採用に影響することはありませんし、あってはいけません。公平でなくなります。
なので、公務員になるのに通信制高校が不利になるかを考えるのは時間の無駄です。
時間を上手に使えなければ無駄な時間を使い、不利になるでしょう。
まずは採用試験の日程を確認して、願書を入手、締め切りに遅れないように提出!!
そして、採用試験で実力を発揮できるよう、採用目指してしっかり勉強しましょう。
翔洋学園高等学校さんは既に警察官の卒業生を輩出済みでが、他校でも警察官のコースなど用意されているところもあります。下のリンクに検索結果をまとめてあるのでご覧ください。