サポート校の生徒もほとんどは通学定期券(学割の定期券)が使えます。交通機関を利用するサポート校の生徒の多くは、通学定期を使っていると思います。買えるケースと買えないケース、その理由と共にご紹介しますね。
サポート校なのに通学定期券が使えるってなぜ?
○○高等学校通信制××キャンパスや学習センターはサポート校に分類されます。学校が直営していれば、なんとなく学校の施設だし使えるのかなと思えますが、大抵のサポート校は学校直営ではありません。教育業界の会社やNPO法人などが運営していることがあります。私のところはNPO法人です。
名前が○○高等学院だと「それ学校じゃないからダメ!」と思われがちですが、学校の施設として位置づけているので大抵の場合は通学定期が使えます。
条件を挙げるなら、
- 通学定期を使いたい人が、サポート校の提携通信制高校に在籍していること
- 所属の通信制高校が交通機関に届け出を出し受理されていること
- 使用する交通機関に通学定期があること
です。
通学定期を使っているサポート校の生徒
実際に私のところはつくば高等学院という名称で、つくばエクスプレスやJR常磐線、関東鉄道バスなどの公共交通機関を使って通学してくる生徒はみんな通学定期を持っています。
買えないケースはあるの?
学割定期が買えないケースをいくつか見ているので書いておきますね。
提携通信制高校の生徒ではない
通学定期券を使いたい本人が、そのサポート校の提携校に入学していない場合、その人にとっては単にサポート校であり、学習センターやキャンパスではないので通学定期は出ません。
学校が交通機関と手続きをしていない
かなりレアケースですが、開校間もない通信制高校や、開校直後のサポート校などへの場合、学校側と交通機関側の契約手続きが間に合わっていないことがあります。また単に、学校と公共機関が手続きをしていないケースがあります。学校が手続きをしなければ、学割は使いようがありません。
交通機関にそもそも通学定期券がない
交通機関によって通学定期がそもそもないというケースもあります。それはどうしようもありません。
結論
- 基本的にサポート校でも通学定期は買える
- 通学定期を使いたい人が、サポート校の提携通信制高校に在籍していること
- 所属の通信制高校が交通機関に届けを出し受理されていること
- 通学定期が買えないケース
- 通学定期を使いたい人が、サポート校の提携通信制高校に在籍していなければ買えない
- 学校が交通機関と手続きをしていない
- 交通機関が学割対応していない