今、通信制高校に在籍している方の中には、在籍中の通信制高校から他の通信制高校へ転校することを考えている方もいます。もちろん、通信制高校から通信制高校への転校は可能です。既に転校して新しい通信制高校で頑張っている生徒も珍しくはありません。
通信制高校から通信制高校へ転校する意味
通信制高校から通信制高校に転校する意味はあるの?
と思う方もいるでしょう。
人それぞれではありますが、今まで見てきた生徒では次のような生徒がいました。
- 入学した通信制高校のイベントが多い。(コレ、一番多かったかも?)
- ネットコースに入学したが、やっぱり通学したい。しかし、同じ学校のキャンパスが近くにない。
- 勉強が難しくて単位が取れなかった。(かなりレアケースです。)
- 入学前の説明と大分違っていた。
- 在籍していた通信制高校が廃校になった。
- etc
ざっと思い出せるのはこれくらいです。
入学した通信制高校でやっていけないのであれば、転校するのも一つの手段でしょう。出来たら、入学した学校で卒業したいと思うのが一般的ですが、大抵の方は人生のうちの高校時代はほんの3~4年。楽しく過ごしたいと考えるのもよくわかります。
通信制高校から通信制高校への転校手続き
通信制高校から通信制高校へ転校する手続きは、通常の高校から通信制高校への転校と何ら変わりはありません。
基本的に願書、単位習得証明書、成績証明書、転学照会。ほかに、学校によって面接や作文の提出があります。
入学日は各月の1日が基本です。前月の20~25日くらいを締め切りにする学校が多いようです。
面接などでは志望動機は聞かれますが、素直に答えましょう。
例えば学習についていけなくて単位を落としたのなら、「学習についていけず、単位が取れませんでした。説明会で貴校は学習サポートがしっかりしていると伺い、入学してしっかり学びたいと思いました。」くらいの感じでよいかと思います。
とにかく、「できなかったから」あとは想像にお任せしますではなく、前向きに応えることが大切です。これは通信制高校の面接に限らず、大学入試でも同様です。
ここだと思って入った学校が合わないことは、ありますので抱え込まず説明を聞きに行ったり行動してみましょう。