通信制高校に進むメリットやデメリットは?

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通信制・単位制でカリキュラムが選べるメリット

通信制高校は単位制のところが多く、履修する科目を選んで学ぶことができます。科目の選び方は履修科目を相談する機会が設けられ先生が教えてくれます。主に入学時と学年が変わるときに履修相談が行われます。

履修相談とは

「履修」という言葉は単位を修得するために特定の科目を学ぶことで、通信制高校ではこれを選ぶことができ、どんな科目を選ぶか先生と相談する機会があり、これを履修相談と呼んでいます。

履修相談では自分が得意な科目を増やしたり、苦手な科目減らしたりする相談に乗ってもらえて、必ず履修しなければいけない科目や履修しやすい科目などのアドバイスを受けることもできます。

履修相談は一定の期間内に行わないとならないので、連絡を聞き逃すとどうしようもなくなってしまうので注意が必要です。最悪な場合は履修科目が決められなくなり、卒業が遅れることがあります。

履修相談のデメリットは?

稀にですが連絡がつかず、履修相談の期間内に履修相談ができなくなり、退学、除籍になる生徒がいます。履修相談は電話やメールなどでも十分可能です。学校の連絡をスルーする癖のある人ほど、退学したり、卒業が送れたりしています。全日制高校だったら、何も考えず通学していれば必然的に履修科目が決まってしまうのですが、そうもいかないのが通信制・単位制の高校です。主体的に学べるようになると良いですね。

通信制高校で学ぶメリットは?

毎日通学して教室で授業を受けるわけではなく、レポートと呼ばれる添削課題を提出したり、メディア授業を視聴することが日ごろの学習になります。その科目が早く終わってしまえばあとは自由な時間となります。

日ごろから一生懸命学習する人、勉強癖のある人には通信制高校の普段の学習に使うレポートはそれほど難しいものではありません。勉強が苦手な人にとっても、しっかり学びたいという気持ちがあれば教科書やネット授業を使って学習することで十分に提出期限に合わせて提出できます。

不登校だった人にも学びやすいメリットとは?

これまで不登校で小中学校の基礎的な勉強ができていなくても、高校の数学や英語を本格的に履修するのは、基礎が十分身に付いた状態の2年目以降からとすることができます。高校に入ったからと突然毎日通う必要もなく、自分のペースで学習が進められるのも魅力ですね。

不登校経験のある生徒も多く在籍していて、小中学校までの数学や英語の復習を単位として認める科目が用意されていて、その科目履修してしっかり勉強すれば小中学校の復習もできる上に単位修得もできてしまうような学校もあります。

通信制高校のデメリットってどんなこと?

通信制高校での学習は自学自習が基本で、誰もマネージメントしてくれませんので自律的に学習する必要があります。

サポート校や学習センターに通うなら、サポートしてくれる先生や一緒に勉強する仲間にも出会えますが、家で勉強する上に、勉強を見てくれる人がいなくては学習できない人にとってはお金と時間の無駄です。正直、何にもできません。冗談抜きにけっこういます。

逆に一生懸命やる人は自己管理を覚え、見事なまでに成長していきます。

自由な時間を持て余すデメリット

まるでうさぎとかめのウサギを見ているようです。要領よくレポートをこなし早々にアルバイトをしてお金を稼いで遊び惚けてしまい、まったく勉強しなくなる人たちもたくさん見ています。進路も決まりません。通信制高校を検索しようとすると「通信制高校 人生終わり」という検索キーワードがサジェストされますが、そうなってしまうとまさに終わりだと思います。

自由な時間を有意義に使うメリット

分かりやすいところでは大学進学などを考える人は、さっさと課題を片付け受験勉強に専念することができます。塾や予備校に行って勉強し、さらにサポート校や学習センターでも自主的に受験勉強に取り組むことができます。

中学まで特別支援を受けていた生徒でも、一生懸命に勉強した生徒は大学進学、就職などかなえています。IQが高くなる例も見ています。3年という時間は成長過程にある皆さんにとっては短いようで長く、いかに大切に過ごすかが問われてきます。

不登校経験者へのメリット

不登校経験があったり、体調のすぐれない日が多く毎日学校に通うのが難しい生徒も通信制高校には在籍していますが、通信制高校は最低限、スクーリングと年間10時間程度の特別活動にさえ参加すれば単位が取れます。

学習センターやサポート校など通学施設に通うようにすれば、自分のペースで通学できるので少しずつ自分に負荷をかけて成長し、社会に出る準備をすることができます。

意味のある遊び方

稼いだお金を使ってジムに通ったり、習い事を始めたり、独学でプログラミングに挑戦したり、資格・検定試験に臨んだりもします。彼らは稼いだお金の重みを実感します。

ボランティア活動に挑戦する人もいます。人付き合いが苦手でも、率先して人の輪に飛び込み自身の成長のために時間を大切に使います。

こういった活動は進路選びの際も大いに役立ち、その様子は調査書などにも記録されます。

まさに「通信制高校 人生の始まり」と言えます。

周囲の目が気になる人

通信制高校に入ることに抵抗を持っている人もいます。全日制高校に行けなかったからと、あたかも人生をあきらめたかのような物言いも何度も聞いています。全日制高校でも2次募集、3次募集で入学した生徒だと同じようなことを言います。

「諦めたらそこで試合終了ですよ」と某スラムダンクという漫画に出てくるセリフですが、まさにその通りです。

通信制高校でも2次募集で入った高校でも、たんなる高校にすぎず、高校がその人の人生を生きることはありません。大事なのは自分が堂々と有意義に時間を過ごすことで、通信制高校の生徒であることを誇りに思えるようになってきます。全ては自分次第です。

全日制と同じ卒業証書とか言葉遊びに一喜一憂せず、本当に自分自身を高められる高校はどこかを考えて進路を選びましょう。

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