高校3年でも通信制高校に転校できます。でも、学校によって10月までに転入しないと単位が取れていても卒業が半年遅れるようなところもあります。
もちろん、年明け1月までに転校すれば卒業が遅れない学校もあります。
大抵、1月を過ぎると遅れます。1,2年生でも難しくなることが多いようです。できてもわずかしか単位が取れないなど、学校によって違ってきます。
高3で通信制高校に転校するメリット
体調が悪い人などは、通信制高校に転校して体調を整えながら進路のことを考えられるので、無理に全日制高校にいるより気楽ではないでしょうか。
転校だからといって、大学進学の学校推薦型選抜が受けられなくなるわけではないので、重く考えなくても大丈夫です。
ただし、学校によって3か月以上在籍していないと推薦が受けられないなど、まれにそういった規定があるので要注意です。
4月以降の転校ならなるべく早い方がよいでしょう。
もし、この記事を読んでいるのが、7月以降なら転校前に確認しておきましょう。
高3で通信制高校に転校するデメリット
年が明けてからの転校は単位が出ないことが多いです。正直なところ、高3の2月に転校して単位が出る学校はいまのところ知りません。
卒業が遅れる場合、全日制からの転校なら大抵は60単位以上の単位数をすでに持っているので、遅れたとしても半年です。9月末の卒業となります。
既に進路が決まってからの転校
極レアケースですが、まれに進路が決まってから転校する人がいます。
進学先や就職先次第になってはきますが、今のところ、転校したからという理由で内定が取り消されたというのは聞いたことがありません。
考えてみれば、学校に内定を出したわけではなくて、生徒に内定を出しているわけですから影響しなくても当然と言えば当然です。
結局のところ
できれば9月末までには転校を決め、10月には転校できる状態がギリギリのところだと思います。12月末までに転校を決め1月に転校するのも可能ですが、綱渡り感が出るので気をつけましょう。